風50+展示即売会

 

風50+図録冊子刊行記念の展示即売会に参加いたします。

12月2日(土)10時〜18時

ニッケコルトンプラザ2階/コルトンホール

 

2日、在店させていただきます。ブログでもご紹介いただいています。→

販売方法など、詳しくはこちらをご覧ください → 

 

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冊子に掲載されている作家のみなさんの文章が素晴らしいです。

51作家それぞれの、幸福な時間について。

何度も読み返したくなる一冊です。

掲載作品が一堂に会する豪華な1日、ぜひお運びください。

 

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4か月ぶりにろくろにむかう。

手を止めている間、今までやってきたことができなくなっていたらどうしよう、そんなふうに思っていた。

不安におもうくらいなら、やっちゃえ〜てな感じでリハビリ的に再開。

久しぶりに一人になる時間も、土の感触も、手の動きも

全部が新鮮で心地よく、とにかく楽しかった。

すこしずつ、すすむ。

 

夜ねむるときに、隣で寝ている子の手をそっと触る。

まあるく握った鈴カステラみたいなふわふわの手を、自分の掌にのせて

しばらくころころしていると、眠たくなってくる。

柔らかな夜に包まれて一日が終わる。

 

どちらの時間も、自分にとっては今このときだけの

かけがえのない幸福な時間なのだと思う。

 

- 17:58 -
一か月

 

子が生まれてはや一か月。

3本しかなかったまつげがフサフサと生えてきたこの頃、

ようやく自分の体も復調のきざし。

 

何か作りたい欲がむずむず。

リハビリがてらおやつの蒸しパンをつくったり

合間の時間で作りたい形をスケッチしたり。

 

「一度止めてしまったエンジンは、ふたたび動かすのに時間がかかる。

完全に止めてしまわず、アイドリングで。」

最近ずっとあたまのなかをぐるぐるしている。

信頼する方からかけていただいた言葉。

 

子を世話するのは初めてのことだけど、

どこか土を触るのと似ているように思うことがある。

部屋の温度や湿度を気にしてそっと布団をかけるとき、

土が乾きすぎないようにビニールをかけたり外したりしていた自分の姿が頭をよぎる。

まったく別のことのように思えることでも、

ぐるっと一周したら案外つながっているのかもしれない。

それを芯から実感できるのは、きっともっと先のことだろうけど。

 

いまは少しずつ、

まっさらな小さな人と共に自分の新しい形を探し始めたところ。

静かにエンジンをかけたまま。いつでも動き出せるように。

秋の日差しのうつろいとともに過ぎる、愛おしい日々。

 

 

- 12:50 -
風50+

 

美しい冊子が届きました。

工房からの風、15回という節目の年に

51人の工芸作家の作品と文章を編んだ一冊。

 

私も、作品と文章を掲載いただきました。

若き日に、あこがれていたような作家の方とともに、

まさか自分の名前ものっているなんて。

とても、しあわせです。

かみしめながら、1ページずつ読んでいます。

編んだ方の想い、「伝えたい」がとてもまっすぐで直球。

ほんとうに美しい一冊になっていると思います。

 

明日、明後日開催の第15回工房からの風。

この冊子の販売、そして一部掲載作家による作品展示があります。

(当日の販売はありません。販売は後日。)

 

お天気ですが、心配ないと思います。

どんな日であれ、その年にしかないエネルギーでむかえてくれるのが

工房からの風。

必ず、こころが澄むような出会いがあります。

ぜひおでかけ頂きたくおもいます。

- 23:33 -
その手の先に

 

わたくしごとですが。

10月2日、子がうまれました。

おまんじゅう顔した女の子。

 

彼女がお腹の中でまだ細胞みたいだったころ、

私はそのちっちゃな心臓がいつか止まってしまうんではないかと

毎日不安で不安でしかたなかった。

 

そのころ読んでいた、星野道夫さんの「長い旅の途上」の一説に

カリール・ギブランの詩が引用されていた。

 

あなたの子供は、あなたの子供ではない。

彼らは人生そのものの息子であり、娘である。

彼らはあなたを通じてくるが、あなたからくるのではない。

彼らはあなたとともにいるが、あなたに屈しない。

あなたは彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。

何故なら、彼らの心は、あなたが訪ねてみることもできない、

夢の中でも訪ねてみることもできない

明日の家にすんでいるからだ。

 

身体をひとつにしていてさえ、どんなに生きてほしいと願っても

わたしの思いは届かない。

もうすでに、ひとつの個として存在している彼女の生命力を信じるしかない。

これから先も私にできることは、信じて待つ、こと。

ただそれだけなのだなあと10か月のあいだ思い続けてきました。

 

そのちっちゃな手で何に触れて、何に心動かされて生きていくのかな。

どうかたくさんのやさしさに包まれる人生でありますように。

- 14:36 -
おしらせ・ふたつめ

 

第15回 

工房からの風

 

2017年10月14日(土)・15日(日)

ニッケコルトンプラザ

10:00〜16:30

 

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工房からの風、今年はなんと15回展です。

毎年この時期になると、新鮮に続けていくことの意味を考えます。

試行錯誤、たくさんの人の手と知恵と心で育んだ15回の重み。

いろんな人の顔が浮かんできます。じんわりしてしまいます。

 

どうか晴れますように。

たくさんの人があたたかく集う場所になりますように。

今年は会場には行けぬのですが、陰ながら全力で祈っております。

 

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今年、記念図録冊子「風50+」が刊行されます。

作品写真&文章を掲載いただいております。

この節目の年に、ありがたいことこのうえないです。

きっと見ごたえのある一冊になっているのだろうなあ〜。

当日は、図録冊子の販売、掲載作家による一部作品の展示があります。

(当日の作品販売はありません。販売は12月2日コルトンホールにて。

時期が近づきましたらまたブログにてお知らせいたします。)

 

本年度出展作家のみなさまのブースはもちろんのこと、

ワークショップやデモンストレーション、トークイベントもたくさん!

さわやかな秋の日に、ぜひぜひお運びくださいませ!

 

詳しくはこちらを → 

そして、ラジオ好きとしては、ココは絶対はずせないとこ・・・! → 

radikoのタイムフリーには、ほんとうにお世話になっている。便利!

保存期間は一週間ですよ〜!

 

 

 

- 23:32 -
おしらせ・ひとつめ

                  DMより「いつもの景色の向こうへ」

 

夫の個展のおしらせです。

 

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清水健太郎 個展「バベルの末裔たち」

 

2017年10月9日(月)〜14日(土)

11:00〜19:00(最終日16:00まで)

期間中無休

 

光画廊

東京都中央区銀座7−6−6丸源ビル24(1階)


※詳細はこちら → 

 

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新作の小品を中心とした個展になるようです。

作品の額のいくつかを、アトリエ倭さんにお願いしました。

今回も、すばらしく美しい仕上がり!

あとは、すばらしい絵を入れるだけ!なんですが・・・

絶賛制作中でございます。

 

夫の制作の仕方は、私とは全然違っていて見ていてとても面白い。

ある程度決まった工程で数を作るわけではないので

進み方がゆっくりで、眺めている時間も(いつのまにか居眠りする時間も!)

多いのでモヤっとすることも多いけど。

散歩していても、いつもどこかの風景を切り取って歩いているような感じで

常になにか面白い場所を探している気がする。

ここ最近は、切り株の形やら倒木やらを探して近所の森を彷徨っており、

いつか本格的に職務質問されるんじゃないかなあと心配しています。

 

小さいながらも、一枚の中に物語がつまっていて

日常だけどどこか不思議な世界につながっている夫の絵。

工芸以上に、ここ日本で絵を描いて生きていくことはとても難しく

(環境も、受け入れられ方も、絵を売るシステムもすべて・・・)

でも、だからこそ続ける意味があるのだと思います。

人の手で作られた器がある食卓と、

人の手で描かれた一枚の絵が生活に与える豊かさは

きっとそんなに違わないような気がします。

お洋服やバッグやアクセサリーを身に着けるように、

好きな絵を一枚ひょいっと気軽に飾れるような世の中が当たり前になったら

きっともっと楽しいだろうなあ。

 

お時間ありましたら、ぜひお運びくださいませ!

 

 

 

 

 

 

 

 

- 23:01 -
くだものがたり

 

桃の季節も終わりに近づき、ちょっとさびしいと思っていたら次は梨!

しかしながら、この夏の日差し不足で今年の梨は小ぶりで勢いがない。

美味しい梨がたべたいようーと、このところ毎日のように呟いていたら

ここ深大寺に!梨が!!きたーーーー!!!(世界陸上の織田○○節で)

大きくてずっしり重くて立派なたたずまいの彼らは、千葉からのおくりもの。

うれしいなあ。

ありがたくって、泣けてきちゃうなあ。

送ってくれた方のやさしさとともに、大事にだいじにいただこう。

 

:::

 

いつもお世話になっているヒナタノオトさんのホームページが、

このたび装いもあらたにリニューアルオープン!→ 

その中の、「きょうの手仕事」というコラムに、

この夏作りまくった桃サンドのレシピを文章とともに載せていただいています。

シロウトのおおざっぱレシピではありますが、

桃が甘くて美味しければ、98%は完成しますので。

 

情報ドン!もの売ります!ほら、おしゃれでしょ!ってホームページ、

たくさんあるけれどやっぱり物足りないし、ちょっとさびしい。

こうやって、ものづくりの背景にあるものが丁寧に紡ぎだされている

雑誌みたいな、本みたいな感じ、とてもいいなあと思います。

作り手、結び手、そして使い手の、それぞれの角度から見たコラムがあったり

北欧旅行記や写真帖まで・・・!すみずみまで楽しい。

これからもたのしみです。

- 17:02 -
あったかい岩

 

日差しが恋しい、夏・・・。

去る7月、貝の博物館を出たら、てろーんと溶けたネコ発見。

貝みたいに岩に張り付いて日光浴をしていた。

ぽさぽさ毛を潮風にあてて幸せそうであった。

 

これから始まる新たなものごとの大きさにおっかなびっくりで、

なかなか進めずにいたけれども、ようやく少しずつ前へ。

手放すことには強くなったけれど、

受け取ることはどうも慣れていなかったらしい。

大事なもの、幸せなものは、

おそれずにちゃんと手を広げて受け取ってもいいのかも、と

ようやく思えるようになった。

長きにわたって自分のなかにあった、

いつの間にか勝手に作り上げてしまっていた、

大きな岩のようなものが溶けたのかもしれない。

それはよく見れば、冷たくて固いものではなくて

あったかくて大きくてやさしいものだったはずのに。

 

かつてどこかに置いてきてしまった自分とともに、

新しいものごとを抱きしめるように過ごす、夏。いい夏。

- 15:29 -
桃とか窯とか

 

今年も大好きな桃の季節がやってきた。

昨年につづき、武井さんのところで頼んだかわいい桃。

追熟を待つ間に部屋中に漂う香りまでおいしい。

そのままを存分に楽しんだのち、桃サンドに。

 

 

パンの厚み、クリームの分量、甘みなどなど

誰に頼まれたわけでもないのにとにかく毎度実験。

フルーツサンドって奥深いなあ。

ベストが来た!と思ったとこで、桃終了。

 

:::

 

この窯でひと段落かなと思っていたところで、

ついに本格的に窯が故障。

電気窯の温度を管理するプロコンの基盤の接触不良は前々から感じていたが、

一年くらいだましだまし使っていた。

調子が悪くなっても差しなおしてみたり、

コンプレッサーでふいて埃を飛ばしたりしていたら何とかなっていたのに。

今回は完全に基盤の部分がお亡くなりになったらしい。

部品の取り寄せでなんとか復活したけれど、久々に嫌な感じの汗が出た。

個展前とかでなくてほんとよかった。

 

中の電熱線もだいぶ落ち気味でところどころ曲がってきているし

焼成の熱とガスで小屋の屋根に穴は開くし

ろくろは低速での回転が安定しない。

ここ5年ほどほぼフル稼働で酷使してきたせいで、色々お疲れ気味の様子。

いい機会なので、8月あたまに一度すべてメンテナンスすることにした。

 

常日頃からちょこちょこ直しておけばよかったのだけど、

ほんとに色んなことに余裕がなかったのだなあと、思い知る。

無理させてすまんかったな・・・という気持ちになっている。

 

もういちど、新しい気持ちで始められるように。

だいじな見直しの時期が来たのだな。

 

 

 

 

 

 

- 18:04 -
時間を旅する

 

母校の工房が新しくなったというので、何年かぶりに友人と訪ねてみた。

私たちがいたころは、プレハブみたいだったのに、

どえらい立派でおしゃれな工房が建っていた。

 

工房の目の前にあった、駄菓子屋のような購買は奇跡的にそのままで、

(おばちゃんも、扱っているものも!)

そこだけ切り取られたみたいに面影を残して、

あとは見知らぬ景色になっていた。

昔のように、棒アイスを買って友人と食べながらうろうろしていたら

こ汚い格好の学生さんたちが、なにやら夢中で作っていて

懐かしいようななんとも言えないような気持ちになる。

将来とか、生活とか、経済とか、そういうものから離れて、

よくわからない何かを一生懸命に作る時期。

あの時はあのときで苦しかったし、漠然とした不安を抱えていたので

戻りたいとは全然思わないけど、大事な時間だったなあと思う。

 

研究室の晩ごはんのご相伴にあずかり、

水ナスの浅漬け、ほくほくのじゃがバタ、ピーマンのおかか醤油

たこ焼き、ローストポーク、などなど夏らしい食卓を囲んだ。

人と一緒に作りたてのごはんを囲んで、家族みたいに過ごす時間は

昔と変わらずそこにあって、うれしくなる。

その時はわからずとも、後になってから

だいじなものをたくさん貰っていたなあ、ってこと

生きていたらたくさんあるね。

 

 

- 16:15 -
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