工房からの風2018

 

今年は、風人として、文庫テントを担当させていただきます。

 

2018年10月13日(土) - 14日(日)
10:00 - 16:30
ニッケコルトンプラザ屋外会場

 

詳しくはこちらをご覧ください→

 

:::

 

10年ほど前に、ぷっつりと作る手が止まってしまったことがあった。

それはしばらく続き、何を作ったらいいか、どこへ向かったらいいか、

わからなくてとても苦しかった時期。まっくらな中にいるような。

そんなときに、本屋をふらふらしていてであったのが、

「手仕事を結ぶ庭」という本でした。

そこではじめて、工房からの風の存在を知り、

ここに出られるようになるまではなんとか頑張ってみようと、

ようやくもう一度歩き始めることができました。

 

心うごかされるスイッチは、色々あるし人によってさまざまだと思うのですが、

私の場合は、それは誰かから発せられる生きた言葉の中にあるようです。


文庫テントでは、これまでに工房からの風が発行した小冊子をはじめ、

作り手の言葉を紹介してゆく予定です。

ここで出会った言葉のかけらが、かつての自分がそうだったように、

いつか誰かの光になればいいなあと思っています。

 

:::

 

秋晴れの空の下、

作品に

ひとに

庭に

そして言葉に会いに

ぜひお出かけください!

 

 

 

- 16:42 -
0912

 

 

天を仰ぐ。

 

今日で10年。

これからも生きていく。

 

ひかりと共に。

- 22:58 -
0806

 

朝と夜のはざま。

空気がもわんとしている。

水を汲みにいったら、目の前をすごい速さで鳥が横切って行ったので

いっきに目が覚めた。

 

子供のころの夏の朝は、すこしひんやりと涼しくて

朝顔を見てハンコカードをぶら下げて姉と一緒にラジオ体操に行った。

父と母はまだ寝ていて、公園に行くまで姉と歩く道すがらはひっそりしていて

なんでかすごく楽しかった。

 

この30年のあいだに、日本の気候はすっかり変わったのだなあ。

30年後、今のことを思い出してあの時はまだ涼しかったねえ、なんて

言ってたらちょっとこわい。

 

 

- 21:59 -
納品のお知らせ

 

少しずつですが、ご注文の納品を再開しております。

楽しみにお待ちくださっていた方のもとへ、

届きますように。

 

style hug gallery さん (千駄ヶ谷)

うつわと暮らしの道具sizuku さん (大阪)

百草の庭 さん (府中)

tenowa さん (横浜)

 

 

※作品の種類や数、在庫状況などは各お店のホームページやブログなどで

ご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

 

- 16:33 -
ひかりの国

 

 

 

 

夫の展覧会にくっついて台湾へ。

 

湿度、ひかり、熱気、色、果物のみずみずしさ。

ぺらぺらのワンピース、ならぶバイク、くるくるまわる日傘。

まぶしかった。

 

今回は、夫が現地で毎日仕事だったので、ほぼ赤子との二人行動。

滞在が長期だったので、手洗濯も限界にきた。

だからといってホテルのランドリーサービスに頼むと

もっている服より高くつくので、街中のコインランドリーへ。

近所の人がかわるがわるやってきて色々教えてくれた。

小銭がたりなくなれば、何も言わずポッケから自分のお金を入れてくれて、

御礼にジュースを、と言って差しだしても

お腹がいっぱいだからいいのよ、と絶対に受け取ってくれない。

わたしの洗濯がおわるまでみんなで赤子をあやして、

乾燥が終わるころには娘は見知らぬおばさんの腕の中でぐっすり寝ていた。

英語も日本語も通じない。

わたしは中国語が話せない。

でも、話すよりもたくさんわかった気がした。

 

赤子連れの旅は、もっと不自由で大変かと思って、

だいぶ緊張して出発したけれど想像していたのとぜんぜん違った。

声をかけてくれる人、助けてくれる人の多いこと。

一日過ぎるごとに、のびのび自由に街にとけこんでいった。

 

帰るころには、半年のあいだに少しずつたまっていた疲れも、

凝り固まっていた考え方もすっかり汗といっしょに流れたみたい。

いま、妙にさっぱりした気持ちでいる。

結局のところ、不自由になるか自由になるかは自分次第なのだな。

みえない枠を作ってしまうのはもったいない。

面白い、たのしいと思えるほうへ、光のみえるほうへゆくこと。

 

よき旅でした。

きっとまた2年後に。

 

- 22:15 -
0531

 

夜から朝へ。

あさもやの庭に立っていると、知ってる場所が知らない場所みたいだった。

自分に与えられた24時間のなかでも、まだまだ未知の部分はおおいにある。

 

:::

 

仕事のこと。

いつもならば、だいたいのことは飲み込んで消化(昇華?)してしまうが、

どうしても飲み込めずに、言葉にした。

自分としては頭がちりちりするほど考えてのことだったけれど

その後しばらくのどに小石がつっかえたみたいな気持ちで過ごす。

でも、これはすごく大事なことだった。

これからの自分のつくる姿勢、生き方に関わることだと思ったから言葉にした。

昔だったら、飲んだかもしれない、ようなこと。

とても苦いけれど、いまの自分には必要な苦みだったのだと思う。

 

:::

 

最近の自分のテーマは、しつこく工夫する、こと。

小さいころから親に「あんたは、ほんとにしつこいねえ。」と言われてきたので、

しつこさには定評がある。

ねちねちと手をうごかして、いつか塵を山にしようと思っている。

 

 

 

- 23:52 -
0505

ものづくりにおいて、信じるということは、はてしなく難しく、

そしてまたいかに尊いことなのかを考えた日。

つい、迷いや自責の念ばかりが浮かびがちだから。

お守りにしたいような言葉に出会う。

自分の内にある小さなもの、そして自分をとりまく何か大きなもの、

それらをまるごと信じて手を動かす。

それは祈りのようなものだと思うし、

深い愛情がなければできないことだとも思う。

 

:::

 

美しい時間をすごす。

そこはいつもそっと開かれていて、自分と静かに向き合う余白がある。

庭みたい、と思う。

いま、いきたい場所はそんなところ。

 

- 15:21 -
0502

 

棕櫚の花が満開。

つぶつぶがいっぱい集まって、上から下がるようにしてできるその姿が

毎年なんかちょっと怖い。

いつも距離をとってみているのだけど、今年は触ってみたら

意外と大丈夫だった。

でっかいヤングコーンみたいな。

もしくは、カリフラワー。

蒸してマヨネーズとか付けたらいけるんじゃないかなってくらい。

そう思うと、いちばん最初にカリフラワーとかブロッコリーを食べた人は

けっこう勇気が要っただろうなあと思う。

調べてみたら、棕櫚の花は初夏の季語だった。

 

:::

 

窓をしめきってうたたねをしていたらむわっと暑くて目が覚めた。

こどもの肌がしっとりしている。

目が覚める前に、あさい眠りの中で久しぶりに母の夢を見た。

うすぼんやりとしか思い出せないけれど、いい夢だったと思う。

夏のおわりに、雲の向こうにあっというまに消えた人。

いま会ったら何を話すだろう。

話さなくても、全部知っているのかもしれない。

今年、10年目の夏。

- 22:48 -
春の庭

 

4月。

冬に植えたチューリップが花壇いっぱい咲いた。

赤・オレンジの鮮やかな色からはじまって、

チューリップの源種とされるちいさなもの、

そしてさいごは夢のような色合いの、ももいろの大きな花がひらいた。

 

 

冬、首も座らぬ子の傍らでじっと土の中のような生活をしていた。

そんなときふと思いついて手に入れた球根100球。

 

いま日に透けてひかるほそい髪の毛越しに、

ふっくらと空気を包んだ花がゆれる姿を見ている。

春がきたのだなあ。

- 10:13 -
次へと繋ぐ

 

風のケミストリー展、無事に終えることができました。

いまの自分にとって、とても意味のある、大切な展示の機会となりました。

ご一緒した作家の方々とゆっくりと話す時間もあり、

とても刺激をうけました。

変化はまだまだ続きますが、変わってゆくさまを

おおいに面白がりながら進んでゆきたいと思います。

 

展示を見に足を運んでくださった方が、

作品を手に入れたという満足感だけではなく

帰るときに心の奥のほうからじんわりと満たされるような

これからは、そんな展示にしたいなあと思います。

 

あたたかくむかえてくださったらふとの皆さま、

そしてお越しくださった皆さまに心より感謝いたします。

 

 

- 22:06 -
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